95 20220509 手紙

書きとめないとすぐ流れていってしまう。書きとめないと、と思っているその瞬間にも。
君は私のことが大好きなんだな、とわかる。愛されているんだなと。
本当はもっとずっと一緒にいたい。離れたくない。どうして途切れてしまうんだろうと思う。あと、どうして隠れてしまうんだろうと。
ここは結構楽しいところだと思うようになった。何でもかんでもできないことが嫌だったけど、できないことが前提だったことを思い出した。それで、できないことができるようになったり、上手になっていったり、何かがよくなっていったり、変わっていったりする、そういうことが素敵なんだとわかった。そういう意味では、今は結構楽しくて、たまに途切れるとしても、昔より安心できるようになった。いや、昔はダメだった、みたいな話じゃない。昔は昔で楽しんでいたんだと思う。世界が狭かったりつらかったりわけが分からなかったりすることを。
君から自分がどう見えるのか。愛しい人だというふうに自分のことを視たことがない。一体どんなふうに見えるのかな。どんなふうに素敵なのかな。出来たら君の望むようにしてあげたいの。喜んでもらいたいし、それで一緒に喜びたいと思うんだ。誰かが悪かったことにしなくってもいいんだね。みんなで喜んでもいいんだ、きっとそうだよね。そう思う。