96 刈り取り

「刈り取る」とか言ったときにそれをどんな感情で捉えていますか。私が悪かった、償いをしなければならない、と思って苦しい気持ちでいるならそれは終わっていないのですよ。本当に刈り取りが済んだというのはそんな罪の意識や何かを背負った意識すら卒業していくことを指すのですよ、わかりますか?「刈り取りをしにきた」というのはそういう苦しい輪廻が終わってまったく新しいあなたに変わって清々しく別の計画に取り掛かることができることを言うのですよ。そういう意味でも「刈り取りだから仕方ない」といって嫌なことを続けたり自分の気持ちを我慢するのは違うと言っているんです。幸せに向かって昇華することが刈り取り、すべてを浄化することが刈り取り、光の方に歩くことが刈り取りです。どうか苦しまないように。余計なことの入り込まないように。正確に在りますように。