43 20211121 報告

まだまだ話をきいてあげたい子がたくさんいる。
伝えたいことがある子もたくさんいる。
だからもっともっと手紙を書いてあげなくちゃな。そんなふうに浮かんだ昨日です。
また雨のような期間に入ったみたいで、3日くらい色んなところで泣いてばかりでした。洗いものをしながら、ある子のビデオを何回も回して聴いていました。またたくさん涙が出た。私にとって、彼女の話すことばは本当にわかることばのひとつです。そして私の身体もそのように感じていると思いました。私の脳が、記憶が、感情が、わからないと言っても、身体の一部のひとつひとつが覚えていることや、思っていることがたくさんあるのです。かすかな声の集まりでも、確かに全体になって私を動かしています。国家や世界もそうであるように。この体にはもっと実感がもどってくると思います。手脚があることも、内臓が一個ずつあることも、脳や喉や目や耳のこともね。そしてまた、細胞のひとつひとつが連携するように、私達のひとりひとりも、あの子と私も繋がっている。どこからでも、どこへでも光が入る。だから孤独が幻想だってもっと分かってきます。ときどき味わうこともあるんだけど、気まぐれ、天気、誰かのいたずらです。
昔よりもずっと、気楽にやっているわ。バカみたいに見えるかもしれないわね。だけれどほんとうに真剣だよ。これからもっともっと真剣にやりたいと思う。フワフワしなくても大丈夫だと思う。堅くもならない。ただ戻っていくだけ。目が覚めていくだけ。よく相談して、やっていきたいと思う。