127 あたしはここに

平穏に生きたいなんて願ったことはなかった

今では平穏でないことを嘆いている

普通でいたいなんて願ったことはなかった

今ではどうして普通ではないかと泣いている

人生は仕事でしかないのに

この世界で言う

仕事のような感覚で生きることでは

本当の仕事にならない。

こんなことを考えながら生きなくてもいいくらいに

器用であればよかったな

そんなことを言ってまた嘆いている

嘆くことを許されなかったときからしてみれば

嘆くことができるだけで幸せである

泣くことができることが贅沢である

人に迷惑をかけて

もう嫌だといってわがままをいって

感謝することもできず

役に立とうとすることもせず

好きなだけ、好きなだけ

もう呪ってやると言って

恨んでみたり

自分を痛めつけてみたりと

堕落してやれと自棄的になって

そんなことはすべて

デザートのようである

自分を受け入れられないことが

どんなに苦しいか

正体のわからない業のおかげで

自分を責めつづけることに終わりがなく

やめられない

それがどんなに苦しいか

そして苦しさがどんなに

貴重なものか

渦中ではわからないようにされている

一生などすぐ終わるのに

1回戦分のキャラの設定にこだわっている

そんなことより

キャラを動かしているのは

わたし…

だけど

わたしに

気づいてしまった?

気づいてしまったのは

気づいてこの子を使うのがまた

楽しいと思ったからでしょう

なんて贅沢で

なんて欲張りな話なんでしょう

なんて素敵なところなんでしょう

だから、

だから、

だから、もっと素敵になってほしいだけなのに

余計なことに気を取られたくはないな

また苦しくなる

この世で一番難しいことが

信仰かもしれない

一番難しいことは

一番ありがたいのです

一番よいところなのです

おいしいところ、なのです

精算しましょうと言われています

罪がいっぱい、みたいな話ではありません

何回戦分か

同じような戦法を使ったとして

わかったことがたくさんあるので、

まとめるとともに

今度は改善した戦法を使う。みたいな話ですよね。

何かにつけて

これは悪いことなんじゃないか

本当は悪いことなんじゃないかと

そういうことばかり気にしてしまうけれども

その苦しさは設定で

設定が気になってきたということは

飽きてしまったんでしょうね、って

だったら他のものに変えればいいじゃないでしょうか

ただ

そう思い込むようにして正しい方に自分を向ける、みたいに思わないでください

宇宙はずっと動いているのに

とどまろうとすると不健康になります

そうでしょう?