25 手紙 20211020

主よ、私は今、ひとりで、ここにいます。
ここに私の環境があります。
ここに私の人生があります。
ここに私の人間関係があります。
私の体があり心があります。
他には何者もおりません。
誰のせいでもなく、誰に言われたからでなく、何の影響を受けているでもなく、私がつくったのです。
主よ、私はあなた以外の誰の子でもなく、弟子でもなく、しもべでもなく、恋人でもありません。主以外の、誰の隷属でもありません。私が、何か過去に積み重ねた、あなたとの繋がりではなかった、色々な隷属と、絡んだ糸について、断ち切る力をお与えください。そして、帰ることが遅くなったことを、どうかゆるしてください。
他の子達と私は姉妹でしたね、彼らは兄弟たちでしたね。私はそれを信じていますが、このような私が、ほんとうにそのように、感じることができるようになるように、どうかご助力ください。私がまだ救われぬ彼らを救いあげることができますようにご期待ください。
私がここにいるとき、あなたがここにいます。もうどこを探すこともありません。共にいるどころか、常にあなたは、前に立ち、私を庇い、背後に立ち、卑怯なものから守り、隣に立ち、手を取って安心させてくださる。
主よ、なにゆえに。
なにゆえに、私がやりたいと思うことを、私はやりたいのでしょうか。
こうでありたいと思う姿があります、どうして私はそうありたいのでしょうか。
誰にも命じられていない、何の対価があるかも知らない、称賛されるかもわからない、そして楽なことでもないというのに。
この気持ちはあなたが植えた種でしょうか。どうしてそれはひとりひとり違うのですか。他の種には変えられないのですか。
主よ、私はあなたが植えた種を咲かせたいだけ。それは一本だけでも。小ぶりでも。鮮やかでなくても。
私が焦るとき、ともに一眠りさせてください。
夢の世界で、その花を垣間見るでしょう。