21 受け止められないこと

この身体であなたのところまで歩いて行くのに、たくさんの力が必要だった。気持ちはあったよ。こころはあったよ。こんなにも会いたくても、でも、私達が思ったよりも、もっともっとたくさんのエネルギーを補給しなければ、届かなかったの。わたしは補給を受け入れられなかった。水にしても、光にしても、食糧にしても、癒しにしても、言葉にしても、愛情にしても、何に形を変えてもね。何も受け止められなかった。受け取るための窓が開けられなかったから。