4 月へ帰る

私が幸せになったら、あなたは傷つきますか。
もっと憎たらしくなって炎に包まれるかのようになりますか。

私がなにか失敗をし、笑われたり、傷ついたり、めちゃくちゃになって、おかしくなってしまったら、あなたは満たされますか。
それは本当に心の満足するような幸福なのですか。

あなたは、私が誰かを傷つけたことを忘れないように居てくれますね、
そのおかげで、もう間違えないようにとか、人に優しくするようにと、慎重になれるんです。

あなたは、自分が傷つけられたことを忘れられませんか。
その傷を癒やすのは、私の破滅ですか。消滅ですか。存在価値がなくなることですか。
せめてあなたひとりでも幸せになる方法を、選び直しませんか。
そろそろ幸せになってもいいのではないですか。
終わるときがきた。
これが区切り目だと気づき、ゲームの中のような世界から、我に返るときがきた。
もう、期限が切れたから、
あとはたくさんの成果を報告するだけ。
ふるさとに帰るときがきた。