12 許可を出す

許可を出す。
許可を出すって、自分の価値を認めることに似ている。
それは、自分の因果とか、過去にあったこと、やったこと、そして、今に繋がって、やる流れになっていることとか、そういう縁とは別個に存在するってこと。
どんなに非道と思われる人間でも、神が愛している魂であることと同じように。
「だから、私は〇〇であってはいけない」と、制限されるようなカルマが、外部から科されることはなく、それは不健全な思い込みであって、因果とはまた別の話であるって、切り離してみる。

あのねえ、あなたがもっと魅力的であって、輝くようになって、本当の力を出して誰かの役に立てるようになって、はつらつと、健康であって、美しくあって、愛深くあって、知的であって、芸術的であって、富があふれること。そうなったら、一体どう困りますか?誰かが困りますか?嫌がりますか?
お金がたくさんあったら、いけませんか?一体どういう風にいけないというのですか?

「それって、いいじゃない」と言ってみてよ。
「あぁ、それって、すごい素敵じゃない」と。
だってそうでしょ。
どこで道理が変わったのだろう?
過去に誰かを傷つけたら、もう幸せであってはいけませんか?
どうして、どちらかしか立たないと思いますか?
誰かがそんなふうに言いましたか?
受け取らなくてもよかったんだ、今から、返してやろう。
それで終わりにしよう。